久しぶりの伊坂本。
図書館の借りものですが、とても薄かったので1日で完読。
いやー、びっくりした。
いつもの伊坂作品を想像してたのもあるのだけど、まったく違くて……。
まったく違うってのは、種類そのものが違う、みたいな感じ。
それでも、一気に読み切ってしまったのですがね。
野球の才能を持ちすぎてた男の人のお話。
その才能ゆえに、起こってしまった出来事。
淡々と…うん。本当に、淡々とお話が進んでゆくんです。
シェークスピアになぞらえてた部分も多々あったのだけど、私にはチンプンカンプン(苦笑)
なんとなくさらっと読み終わってしまったのは、それぞれのキャラに感情移入ができなかったからかも、
と思いました。
なぜあそこまで、一途になれるのか。
なぜ、感情を表さないのか。
なぜ…なぜ…という疑問が、あとあと湧いてくるのだけど…
それでも唯一、中学生のころの王求(おうく・主人公)が少年らしさが出ててよかったな。
『楽しい、人生だった?』
ふと、問いかけてみたくなった。
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ファンとしては、物足りないというか、肩透かしというべきか。
それなりには楽しめました。
トラックバックさせていただきました。
[2010/10/18 18:50]
藍色
[
編集 ]
藍色さん、こんばんは!お返事が遅くなってすみませんでした!
不思議な読後感のお話でしたよね(苦笑)
伊坂作品、と思うとやっぱり伏線を意識したり、セリフなんかも気にしたりしちゃうのだけど、この作品はなんというか……
淡々と進んでゆくというか……。
こちらかもTBさせていただきました!
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