●その日の前に●重松清●
![]() | その日のまえに (2005/08/05) 重松 清 商品詳細を見る |
死についての短編集でした。
それぞれが、死との出会いや戦いを書いてあるのですが。
最後の、三作は続き物です。
そして、すべての短編に繋がっております。
その日の前に
その日
その日のあとに
が、大変印象に残ってます。
死に関しての印象や、思いなどは人それぞれだと思うのですが。
私は結構前向きに捉えてまして、死が終わりではないと思ってます。
ただ、それは「残されたほう」「残して逝くほう」それぞれの立場では違ったものになるのですが…。
しかし、残されたほうも。
残して逝かなければならないほうも。
つらいですね。
それでも、残されたほうは生きることをやめるわけにもいかない。
大事な人や存在の意義を確かめることすら、悲しいことのように思えました。
奥さまの最後の手紙。
泣けました(T▽T)
私には、あんなに素直な言葉…言えないと思う。
あと、私が泣けたエピソードは、ハブラシと無農薬野菜

ハブラシが…野菜が……思い出しただけで、瞳が潤んでくる…。
主婦としての当たり前のことが、当たり前でなくなる。
こうして、暢気にあそんでられる今こそ最高に幸せなのかもね。
うー。ズビーーーッ。
これ、電車とか人前で読まないほうがいいかも。
素直に、涙を流せる場所で落ち着いて読んだほうが、より一層心に沁みてくると思います。
私があーだこーだ、書くよりも…読んでいただけたほうがイイ!(笑)
オススメです。
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