●明日の記憶●荻原浩●
![]() | 明日の記憶 (光文社文庫) (2007/11/08) 荻原 浩 商品詳細を見る |
若年性アルツハイマーのお話でした。
この手のお話は、結末がわかってしまっているだけに切ないのですが…。
やっぱり、切なかった(苦笑)
泣ける!ってわけではなく、最後のシーンで、きゅうううううっと胸が締め付けられました

主人公が、アルツハイマーと診断されてしまうのですが。
それを認めるまでの葛藤とか、読んでいて辛くなりました。
まだまだ、働き盛りの50代。
娘の結婚も決まり、孫も生まれる。
まだまだ、これからだ!と思ってるとこへのイキナリの宣告。
ただ物忘れ、頭痛がひどい、くらいしか思ってなかった主人公はうろたえるわけですが…。
なかったことにして、ただ生活していても病気は徐々に進行していくわけであって…。
ため息が出てきてしまいますね。
話の中で、主人公が日記を書き始めるのですが…
段々と、文章が崩れてきたり。同じことを何度も書き始めたり。漢字がわからなくなったり。
思わず、「アルジャーノンに花束を」を思い出しました。
(イヤー、この話も悲しかった…。切なかった…(T▽T))
それゆえ、ラストのシーンはホワリとさせられ、泣かされ。
泣けるお話を読みたくて…って方にはオススメしないけど。
しっとりとした流れで、色々な方に読んでいただきたく思います。
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