This Archive : 200510
●サウスバウンド●奥田英朗●
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この人は、ほんと面白いキャラ書かせたら世界一だと思う←褒めスギ。
今回も、伊良部に続く「は?」ってキャラ登場(笑)
主人公は、本過激派の父を持つ小学6年生、二郎のお話。
ほんと前半部分は、二郎に同情しっぱなし(苦笑)
二郎のとーさん、一郎さんはもうホント自分の思ったことを貫き通す人で。
学校なんて行かなくていいって言うし。
仕事も、何をしてるんだか。
でもね、こんな父親なんだけどある運動の揉め事に巻き込まれて
沖縄へ行くことになります。
ここからが、すごいおもしろかった!
何するでも、かっこいい。
東京での一郎さんは、なんだったのだ!?って(笑)
最後の、戦いではもう「よくやった!」の一言。
すっきりしたよ。
散々嫌がっていた父親を、徐々に認めだす二郎の変化もなんか微笑ましかった。
今後、二郎はどんな大人になってゆくんだろう。
こっそり、見て見たいわ。
●孤宿の人●宮部みゆき●
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いやー、もう泣けました。
最近、泣いてばかりいる気がするのだけど(笑)
これはもう、自然に泣けてました。
上下巻でけっこうなボリュームがあるのですが、私の場合上巻の最後ら変から
進みが早い早い。
私の手違いで、下巻がくるのがすごく遅くなってしまって
(これも、図書館で借りました)
すごくヤキモキしたわ。
これは「ほう」のお話。
人らしい生活を許されず
悲しいことを、悲しいと。辛いことを、辛いと思う時間すら許されずに生きてきた、ほう。
そんなほうが、初めて幸せな安心できる生活を送っていたときに
起こる悲劇。
それでも、ほうを守ろうと一生懸命に動いてくれる人たちの中で
なんとか生きてゆくほう。
そんな中、悪鬼に乗り移られていると恐れられている、江戸で妻子殺しの罪を背負っている
加賀さまの下働きとして加賀さまのお屋敷に行くわけですが……。
加賀さまと接しているうちに、加賀さまの優しさに触れるほう。
だけど、加賀さまは誰にも言えない秘密を背負っているわけで。
そこでまた悲劇が、起きます。
なんで、ほうは幸せになれないんだろう。
いや、幸せを望んでるわけではない。
普通の安心できる暮らしがあればいいのに。
それすらも、叶わないのだろうか。
ほうを思えば思うほど、泣けてきました。
これまた、最後に加賀さまがほうに与えた漢字。
これを見て、またまた涙が止まらん。
ずるずる鼻水をすすりながら、これからのほうを思ってみました。
(余談:私これと蒲公英草紙を同時に読んでいて…。
微妙に時代設定とかがかぶって(内容は全然違うけど)困りました・笑)
●蒲公英草紙●恩田陸●
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やーーーっときました(図書館から)、蒲公英草紙!
光の帝国が面白かったので、すごく楽しみにしてました。
(どうもね、超能力ものとか…好きらしいよ、私)
プハー、おもしろかった。ごちそうさま

光の帝国の続編と言われてますが、光の帝国読んでなくてもちっともOK。
設定が同じなだけで、登場人物なども違うし、まったく別物として読めます。
今回は、峰子の回想という形です。
峰子は、父親からとあるおうちのお嬢様、聡子さまの遊び相手をしてあげて欲しいと頼まれ、聡子さまのおうち「槙村家」へ通うことになります。
ここで、常野一族である『春田家』と出会うわけです。
(この春田家は、光の帝国に出てきてましたね)
春田家は、しまう能力の持ち主。
生活してゆくうちに、この不思議な能力に触れてゆくわけですが……
途中、悲しい出来事に見舞われる峰子だけど…
春田家の、みつひこの言葉に救われます。
「ぼくはこれからも、しまい続ける」
なにがあっても、彼の不思議な能力はなくならないし
彼はその運命から逃れられない。
だったら、逆らわずに自分の能力を活かしてみる。
そんな彼の悟りに(苦笑)、幼い子ながら不憫になってしまった…←それ失礼かな…みつひこに。
主人公は、峰子(と聡子?)だけど…。
私はみつひこが…気になって仕方がなかったです。
最後に、峰子の「今」に戻るわけですが……。
ちょっと、切なかったなぁ。
それでも、人生に幸せな時期があるというのは
すばらしいことです。ハイ。
●黒笑小説●東野圭吾●
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東野さんの短編集。
前二作は読んでないのー。
たまたま、スグに予約入れれたので(笑)こちらを先に拝読。
イヤー。もうタイトル通り…黒い笑いが…(笑)
オイオイオイオイ。ってのが最初の感想。
この短編集の中に、どうしても賞が取れない作家のお話があるんだけど。
……自分と重ねてる??(苦笑)
ちょっとこれ、笑っていいの?と心配になったよ(東野ファンの私としては)
この話の中の誰かのセリフじゃないけどさ、賞を取るよりも
「いかに自分の話を好きだと言ってくれるか」
ってのが大事だよね、うん。
加油!!
短編集の中で私の好きなお話は…
・シンデレラ百夜行
・臨海家族
・笑わない男
この3つです。
(…さぁて、来週のサザ●さんは〜みたいだな…)
特に、臨海家族に関しては…
我が家に重なるところが…(苦笑)
踊らされてるよなぁ…としみじみしてしまったー。
●ミッキーマウスの憂鬱●松岡圭祐●
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こ、これいいの!?

ディズニーラ●ドから許可でてる?!
オリエン●ルランドは!?
と、こっちが心配になる本(笑)
ディズニーランドに就職した青年の3日間の出来事なんですが。
すっごい、裏側が描かれてます。
しかも、やけにリアル(笑)
つーか、これホントのことなの?
あんな夢の世界も、裏側では人間の黒い思惑でアップアップだったり…。
でも、正直面白かった。
いつでも正しいいい人なんていないように
夢の世界なんて、ないんだよなぁ…。
でもね、最後の主人公の青年の活躍に
あそこに行ったときぐらい、夢の世界に浸ってもいいかも、なんて思いました。
●オオカミの誘惑●●私の頭の中の消しゴム●
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いやー、久しぶりの韓国映画。(といっても、もう1週間前の出来事ですが)
どちらも、DVDにて鑑賞。
ぽん仔しゃんちで(爆)
オオカミの誘惑、はこれまた分かりやすいストーリーで(笑)
私やぽん仔しゃんは、カンドンウォン目当てで見たのだけど
いつの間にか私、チョハンソンに夢中
司好きな人。
ぜひとも、オススメです。
司がいます(爆)
内容は、どこにでもいる女子高生の女の子が
学校で大人気の少年2人に熱烈アプローチされてしまう、という。
これまた、どこかで聞いたことのある…(苦笑)
その女の子も、嫌がっていながらも次第に……って感じですね。
ラストは、これまた韓ドラにありがちのラストなんですが、
ただ悲しいだけの涙ではなく、なんとなくクスッとさせられました。
一緒に見ていた、韓国ドラマ、映画大好きな友人は
「あのとび蹴りがたまらない…」とうっとりしてました。
たしかに。
ケンカシーンでの、あの2人のとび蹴りには見惚れます。
でもね。でもね。
ケンカシーンで、思わずチングを思い出したのはナイショ。
で、もうひとつ。ネタバレアリなので、いやな人はスルーしてね。
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私の頭の中の消しゴム。これは自宅で一人で見ましたが……。
泣けて泣けてしょうがなかったよう

この女優さんは、四月の雪の女優さんなのかな?似てるよね?
かわいらしいイメージのまま、お話は進んでゆくのだけど。
そのかわいらしさが、ますます涙を誘うというか。
私、日本版は見てないのだけど
コレは見てよかった〜と、思います。
愛しいものの存在が、消えてしまうことの辛さ。
やさぐれてるチョルスを、あそこまで変えたのはやっぱりスジンの愛だと思うんだけどね。
その愛が、意思とは無関係に届かないところへと行ってしまう2人の辛さが、ひしひしと伝わるの。
スジンが昔の彼とチョルスを混乱して、名前を間違えるんだけど
動揺も見せず、サラリと返事をするチョルスに泣けて泣けて仕方なかったよう。
(たしか、Gacktのムーンチャイルドでも同じようなシーンがあったわね・笑)
とても印象に残るセリフがたくさん出てきます。
これは、ぜひとも見てください。
こんなに泣いたのは、「いま、会いに行きます」以来ですわ。オホホ。
●ブレーキ●山田悠介●
●魂萌え●桐野夏生●
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イヤー、なんていうか。
桐野さんにしては、ラストすっきりしてた(笑)
でもね、それまでがもう・・・。
人間のいやなとこを、これでもか!っつーくらい味わせていただきまして。
もう、お腹いっぱいです。と(苦笑)
主人公の主婦がもう、お人よし過ぎて。
今後、やってけるのか心配になります。
内容は、だんなさんに先立たれた奥さんのお話なんですが。
とあることから、だんなさんに秘密があったことを知ります。
その秘密を探りつつ、遺産問題や老後問題。
さまざまなことが絡み合って、現実と立ち向かってゆくんだけど。
はじめは大人しくて、思ったことも口にできないような弱気な主人公が
次第に(ちょっとだけどね・笑)強くなってゆく様がよかったなー。
でも実際老後というか…
年老いてからの生活のことを考えると、憂鬱になるよね。
ハァ…。
まだまだ、と思っててもあっという間にくるんだろうなぁ。
ルパンの消息●横山秀夫●
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横山さんのデビュー作らしいですね(加筆修正アリ)
なんか、デビュー作なのに横山さんらしいというか、なんというか(笑)
充分楽しめました。
内容は、時効直前の事件の犯人を追い詰めるべく
捜査をする刑事。
それに、3億円事件も絡んできて・・・と、2つの事件を書いてるのだけど・・・
ややこしくなく(3億円事件はもう時効を迎えてる)サクサク読めましたよ。
主人公に当たるのは、誰なのかなー・・・。
ジョージ、喜多、橘・・・。この3人でいいのかしら?
時効直前の事件というのは、15年前にとある高校で起こった女教師の自殺が実は、殺人だった!?ってなことで物語は始まります。
その容疑者に、当時問題児だ3人の男子生徒が浮かんでくるのですが・・・。
これまた、ラストに近づくに連れて徐々にいろんな犯行が明らかになってゆくわけですが
それがまた、うおーーー、って(笑)
んで、そのあと「え?」「え?」「あわわわわ」って(笑)
でも、最後はスッキリ!!!
ぷはー。おもしろかった!となるわけです。
正直言うと、あんまり期待してなかったのだけど
すごく面白かったです。
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